中日などでプレー、初代楽天の監督も務めた田尾安志さん(68)が「心アミロイドーシス罹患」を告白。アントニオ猪木さんと同じ病気。

プロ野球中日、西武、阪神でプレーし、楽天の初代監督も務めた野球解説者の田尾安志氏（６８）が３０日、自身のユーチューブチャンネル「ＴＡＯ　ＣＨＡＮＮＥＬ」で、心臓の難病「心アミロイドーシス」を患っていることを明かした。定期的に行っている血液検査をきっかけに心臓の異常が確認されたといい、
田尾氏は「心臓の専門の先生に診てもらったら、『今すぐ車いすです』って言われて。病院まで自転車で行ってたのに」と振り返った。
現在の症状としては、階段での上り下りにも息切れするようになり、せきも出るという。心アミロイドーシスは、元プロレスラー、元参院議員で「燃える闘魂」アントニオ猪木氏（７９）も闘っている難病だ。
猪木氏は入院中の様子などを動画で投稿し話題を呼んでいたが、現在は退院し車いすで介護を受けながら外出もできるようになったようだ。

西武学園医学技術専門学校東京校校長で医学博士の中原英臣氏は「心臓にタンパク質がたまることで異常が生じ、重症の場合、心不全に至る可能性もある。
両手のしびれや、悪化すると胸に水がたまる症状もある。非常に珍しい病気で、心不全の症状が出てから判明するケースもある」と解説する。

治療については「血圧が低くなりやすいので、体内の余分な水分を取り除く利尿剤を使ったり、心臓にペースメーカーを取り付ける治療もある」と中原氏は話す。

田尾氏は動画内で「５年生存率は三十何％。いい薬が開発されて、かなり良くなっているようですよ」と語っていた。

田尾氏は「気持ちは前向き」とし、「（公表したことで）１人でも２人でも検査で見つかって、対処法が見つかれば」と呼び掛けていた。
https://www.zakzak.co.jp/article/20220531-RRYRQGZGXNOYZJD7WA4MICNF2I/

引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1654003535/